サイモントン療法というのをご存知でしょうか？
サイモントン療法とは、ガン（癌）患者の精神面を
サポートする療法として有名な治療法です。
カール・サイモントンというアメリカの精神腫瘍学者が、
通常の癌治療は、患者の精神面が与える影響が大きいと認識し、
癌患者の精神面をサポートする療法の研究を開始したのが
始まりです。
さて、パニック障害に何の関係があるの？
と思われたかもしれませんが、実は深い関係があります。
サイモントン療法というのは、本来
「がん患者の病気に対する考え方を
明るく希望的なものに変えることにより、
その患者の持つ免疫力、自然治癒力を高め、病を克服しよう」
というものです。
実際にこの治療を受けたがん患者は
「平均余命で３倍、
生存率は有名がんセンターよりも２倍も長い」
ことが報告されています。
パニック障害も自らが生み出したイメージによって、
発作を起こしてしまう病気ですが、
イメージの力ってよくも、悪くも体に対して
強い力を持っているのですね。
最近は医療でもこの「イメージ」を使った治療というものが
認められたくさん使われるようになってきました。
人間は、イメージできないことは実現しない（できない）
ということは、既に周知の事実となっています。
癌に限らずパニック障害でも、正直、病気が治らない
と思っている人は治りにくいです。
あなたはいかがでしょうか？
パニック障害が治った後の自分、イメージできますか？
サイモントン療法に習って、イメージトレーニングを
してみましょう。
これは、実際に効果を感じれるはずですので、
パニック障害の方は、ぜひ行ってみてください。
◆まずはじめに・・・
まず、自分の呼吸に注目してください。
どんな呼吸をしていますか？
浅いですか、それとも、深いでしょうか。
ゆっくりで良いので、深い呼吸を2回ほどしましょう。
◆次に・・・
さあ、イメージしてください。
あなたの症状がきれいさっぱりなくなりました。
症状は一切出ていませんし、
今後も一生、症状に悩まされることは
ありません。
ゆっくりでいいです。
イメージしてください。
一切の症状は消えてなくなっています。
何の不安も一切ありません。
何の心配もいらない、以前の元気なあなたです。
どんな気分でしょう、、？
呼吸がゆっくりしています。
今までよりも深く息を吸い込んでいる気がします。
とってもリラックスしています。
どんな気分ですか？
２分ほど、症状がきれいさっぱりなくなっている自分を
イメージしてください。
・
・
・
（２分）
イメージできましたか？
すごい安心感に包まれた方もいれば
ワクワクされた方もいらっしゃると思います。
きっととっても、とっても幸せな
気分だったのではないでしょうか。
◆最後に・・・
「症状が治ったらしたいこと」をありありと、
イメージします。
もし、あなたの症状が
完全に消えてなくなったら、、
何がしたいですか？
どこに行くでしょうか？
その場面をありありとイメージしてください。
パニック障害で今までつらかった時間が
全て楽しい時間に変わります。
・誰とどこに行って、何をしましょうか？
・もし、治ったら、どんな日々を送っているでしょうか？
・どんな生活を送っているでしょうか？
２分ほど、イメージしてください。
・
・
・
どうでしょう。
イメージできましたか？
今、うまくイメージできなくても
ボーっとするときがあったら、やってみてください。
病気のことを気にしているよりは
何倍もいい方向に効果が出るはずです。
自律神経失調症、パニック障害は治りにくい、
というのはウソです。本当に。
実際、簡単に治している人もたくさんいます。
世の中に克服している人は、何万人といます。
だからあきらめず、今日は、治った後に何をするか
を考えて過ごしてください。
好きなこと、食べたいもの、旅行、宝くじなど、
何でもいいんです。
楽しくなると心もうきうきしますので、
自分の思いを大きく膨らませてみてください。
パニック症候群克服【がんばりすぎず、あきらめない】
管理人： 難病＠おやじ
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